2024年9月 (1)二学期 始業式投稿日時 : 09/02
二学期の始業式は、暑さ対策としてオンラインにして教室で行いました。以下は校長式辞です。
みなさんはすでに先週の8月28日からは登校日でしたので、実質的には夏休みが終わり、2学期としてのスタートは切っていますが、今日、9月2日は、あらためて2学期のスタートとしての始業式をおこないます。
さて、2学期のスタートにあたり、生徒の皆さんが目標をもって頑張れるようなお話をしたいと思います。
この夏休みは、4年に1度のオリンピックがありましたが、皆さんは何か思い出に残っているシーンはありますか。勝って喜びの笑顔があふれるシーンや負けて悔し涙を流すシーンなど数々のドラマがありました。先生がいくつか思い浮かぶのは、やはり地元岡山の岡慎之介選手のことです。世界のすごい選手がいる中で、金を一つとるのにも大変なのに、個人総合、そして種目別、さらに団体で3つの金メダルをとるという偉業に、岡山(興除中)にこんな選手がいたのだとびっくりしました。しかも、パリ大会の2年前には右膝前十字靱帯を断裂するという大けがに見舞われ、練習はもちろん、日常生活さえもまともに送れない状況に直面したにも関わらず、目標を見失わず、日々その時できることに一生懸命打ち込み、見事に3冠達成を成し遂げました。
逆に、負けて悔しいシーンも印象に残っています。男子バレーボールの準々決勝のイタリア戦、第5セットまでもつれた試合で、最後15-14と、あと1点で勝利という状況から、あと1点が奪えず逆転負け・・「あと1点だったのに・・・」でも最後の1点を取る難しさを実感しました。
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