2012年8月22日
茨城県教育委員会教育長からのお願い
茨城県教育委員会より「自殺の連鎖防止について」の文書が届きました。内容は以下の通りです。
「常陸太田市において,中学生が尊い命を落としてしまうというたいへん痛ましい事故が発生してしまいました。児童生徒の大切な命と間近に向き合っている学校として,今,最も大切なことは、自殺の連鎖を絶対に起こさせないことです。生徒の尊い命が失われたことと併せて、夏季休業も終盤を迎えたこの時期は、子どもたちにとって学習・運動・友人関係からくる新学期への不安をはじめ、様々な悩みが重くのしかかってくる時期でもあることから,改めて子どもたちと向き合うことが必要であります。」
これを受けて守谷中学校では,夏季休業中の生活の様子や現在の状態等について把握したいと思います。この後,夏休み中に学級担任が全保護者に電話連絡を行いますので,ご協力をお願いいたします。また,「茨城県教育委員会教育長からのお願い」を送信いたしますので,ご家庭で話し合う機会を設けるなどの対応も併せて願いいたします。
茨城県教育委員会教育長からのお願い
〜かけがえのない命を大切に〜
命はかけがえのないもの,たったひとつしかないものです。そして,その命は,君一人だけのものではなく,君を大切に守っていきたいという家族・周りの人たちのものでもあります。一人一人が,大切な命,尊い命を守っていこう。
〜いじめやいやがらせをされて悩んでいる君へ〜
「だれにも言えない」「心配をかけたくない」などと,たった一人で,苦しみを心の中に閉じこめていませんか。どうか,君自身の苦しみを軽くするためにも,誰かに相談してください。いっしょに真剣に考えてくれる人が,必ずそばにいます。家族・先生・友達・・・・勇気をもって打ち明けてください。いじめは絶対許されないこと。一人で解決することはできないんだよ。そのままにしておいてはいけないんだよ。
〜いじめたことのある君・今いじめている君へ〜
自分では,ちょっとからかったつもり,軽い気持ちであったとしても,相手を,とてもつらい気持ちにさせたり,悲しませたりすることがあります。自分が同じことを言われたり,されたりしたら,いやだなと思うことは相手にもしないようにしよう。一度,心につけてしまった傷は,簡単に消えるものではありません。今までいじめたことのある人は,自分を責めるよりも,これからはいじめを絶対にやらないと決心しよう。今,いじめている人は,すぐにやめよう。
〜ご家庭のみなさまへ〜
お子さまのちょっとした変化も心にとめながら,見守っていってください。表情がくもっていたり,元気がなかったり,体調に変化がみられた時は,努めて話しかけてみてください。お子さまの,大切な命をしっかり守っていってください。
平成24年8月20日
茨城県教育委員会教育長小野寺俊
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