5月21日 本日は救命救急センター
今日は夕方まで救命救急センターで小児科担当。午前中は10人と少ないが1人入院、1人点滴となる。入院は9歳の女児、溶連菌感染症。震災直後にも発熱嘔吐有り、盛岡日赤に22日から28日まで入院している。高田の方で避難所ををいくつも点々として現在古いアパートを借りて住んでいるという。親子ともくたびれて、泣きそうな声で抱きあいながら頑張ろうねといっている。思わず肩に手を置いて先生たちが頑張るから大丈夫だよと言ってはみたが、思わずこちらも泣けてきた。
午後は7名来院。1名気管支肺炎にて入院。やはりこの親子も疲れている。病棟に余裕があれば、それほど重くなくともつい入院を勧めたくなる。ここでは原則入院の患者は断ることはしない。転院さきはないのだ。5時15分を過ぎたところで一応終了。他の医師への引き継ぎとなる。明日の昼で派遣は終了するのでスタッフに挨拶をする。
宿舎に戻るとどっと疲れを感じた。いけない。明日もあるのだ。事故なく自宅に帰るまで気を緩められない。
大船渡の被災現場に立つ筆者
大船渡病院小児科スタッフとともに
5月20日 大船渡病院小児科外来2日目。
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