最新更新日:2013/12/17
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校長室から(40)
「6倍の波紋」
「6倍の波紋」
「6倍の波紋」。これは12月15日(日)と16日(月)両日にわたって京都新聞が今回の入試制度にむけたタイトルで「変わる春、高校入試」と副題をつけています。このタイトルは一部の前期選抜の倍率が6倍を超えたことを象徴してつけられたようです。確かに、定員と受検者数からみると6割を超える不合格者がでることになります。この予想される不合格者が中期選抜で受検する生徒がどのように進路選択するかまた学校が進路指導するかということが進路実現の大きな岐路になります。今年度からの新たな公立高校入試制度。生徒のキャリヤ発達にむけた進路指導は公立高校への進路選択という枠組みだけに留まらず、私立高校も含めた大きな枠組みで捉えることが必要です。今年は制度改革の初年度です。今回の調査結果の数字は不確定要素が多分にあるだけに最終的にどのような状況が訪れるのかは誰にも予測できません。大事なことは生徒自身がこれからの「進路」を見据えた選択と学校の進路指導を基盤とすることだと思います。
【校長室から】 2013-12-17 08:59 up!