豊かな自然に育まれた飛騨牛の“味力”
岐阜グルメの代表格で、上質な肉質と芳醇な味わいが特徴の飛騨牛。そんな絶品の飛騨牛を、自然の恩恵を受けながら大切に育てている山村勇人さん。飛騨牛がブランド牛として確立するまでに生産者たちが互いに切磋琢磨してきた努力の結晶が、味ににじみ出ています。
訪ねた人:山村勇人さん
飛騨市古川町で飛騨牛生産を行う山勇畜産、飛騨牛レストラン「山勇牛一貫」を経営する。50年前に両親が始めた肉用牛生産を継ぎ、全国和牛能力共進会の候補牛に幾度も選出。その肉質の良さは高い評価を受けている。
伝説の豪傑、両面宿儺が起源の「日龍峯寺」
人気漫画で一躍注目を浴びることとなった両面宿儺(りょうめんすくな)ゆかりの日龍峯寺(にちりゅうぶじ)。5世紀前半に伝説の豪傑、両面宿儺が開創したというストーリーだけでも興味深いですが、実際に訪れると北条政子が建立したと言われる国指定重要文化財の多宝塔や、源頼朝の遺骨が分骨埋葬されているなど、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地でもあります。
美しい森林に囲まれた趣ある古寺に心癒されながら、歴史探訪してみませんか。
室賀経秀(むろが・きょうしゅう)さん
日龍峯寺の43代目住職。1700年続く古寺を守り継いでいる。
東濃ひのきの「恵みの森」見て触れて体験
細かく刻まれた年輪の中央は淡いピンク色に染まり、その香りの高さが際立つ銘木「東濃ひのき」。中津川市の最北部にある加子母(かしも)地域で育つヒノキは、東濃ひのきの中でも特に質の高さが認められています。地域内にある国有林「木曽ヒノキ備林」には樹齢300~400年の天然ヒノキが数多く残り、ここから伊勢神宮の式年遷宮に使われる御用材が伐られています。
大切に受け継がれてきた自然の恵み。これを守り、森林組合の活動を通して魅力を発信する安江愛子さんに、お話をうかがいました。
訪ねた人:安江愛子さん
加子母で生まれ育つ。県外で就職したのち故郷に戻り、加子母森林組合でPR事業を担当する。祖父は刷毛の木柄を作る工場を営んでおり、子どものころから木に親しんでいた。
大榑川堤の桜並木【海津市】
今も残る輪中堤に桜並木が延々と続く
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