郡上本染、伝統が息づく“藍”を知る
15代続く渡辺染物店(天正年間創業)は、日本古来の藍染「郡上本染」を今なお継承しています。城下町の面影を残す郡上八幡には、近隣の川や山の湧き水を引いた水路が張り巡らされています。
指まで藍色に染まりながら、丁寧に何度も繰り返し染め、濃く深い藍色を出す渡辺一吉さん。郡上八幡の水の恵みに感謝しながら、伝統と真摯に向き合う姿が印象的でした。
訪ねた人:渡辺一吉さん
郡上市重要無形文化財「郡上本染」の伝承者で、渡辺染物店の15代目店主。父の故庄吉さんは岐阜県重要無形文化財技術保持者。伝統技術を受け継ぎながら、現代に合った新商品の開発にも力を入れる。
自然の恵みに感謝!命をいただく、ぎふジビエ
郡上市明宝で罠猟にこだわって野生動物を狩猟し、解体、食肉加工まで行う「ジビエ工房めいほう」。一流料理人も絶賛するジビエ肉のおいしさの秘訣は、郡上の豊かな森林と、生きたまま捕らえる罠猟にあります。
訪れた日は、大雪が降った翌日。動物たちの足跡は消えていましたが、樹皮が削られた木や、不自然にちぎられた葉から、野生動物が近くに暮らすことを感じることができました。
訪ねた人:元満真道(もとみつ・しんどう)さん
ジビエ工房めいほう代表。39歳の時に郡上の自然に魅かれて、福岡県から移住。突然訪れた解体体験を機に狩猟免許を取得。子どもたちに「命をいただく」意味を伝えながら、おいしく安全な「明宝ジビエ」のブランド化に取り組んでいる。
苗木城跡
巨岩を抱え込んだ石垣と展望台からの大パノラマ
「日本ライン・KISOGAWA River to Summit2023」を開催!!
2023.09.25
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