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June
わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。
新約聖書・ヨハネによる福音書 第15章26節
教会の暦では、今年の6月8日はキリスト教三大祝祭の一つペンテコステ(聖霊降臨日)です。はじまりは2000年前、キリストの弟子たちが集まっていると激しい風が吹くような音とともに聖霊が降り、神の御言葉を語るところからです。大きな物音を聞いて集まって来た人たちは、聖霊を受けた使徒ペトロによる主イエス・キリストの証し(説教)を聞き、御言葉を受け入れた人々は、洗礼を受けて共同体ができます。教会の誕生です。それゆえ、ペンテコステを「教会の誕生日」と言うことがあります。
この聖霊は、父なる神、子なる主イエス・キリストと共に「神さま」です。キリスト教会は、父、子、聖霊なる三位一体の神を聖書が証しする唯一の神と信じています。このバランスが崩れると、キリスト教会は、長い歴史が保障してきた正しい信仰と聖書の理解に立つことができなくなります。教会において根本的な混乱が起こる時、ここに大きな問題があることも事実です。そして、キリスト教学校もまた、聖書によって大切なことを学ぶために、このことを大事にして教育の業を行っています。
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