オンライン診療における向精神薬の処方について
当院では厚生労働省が策定している「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づきオンライン診療を行っています。
その指針において、初診のオンライン診療における向精神薬(抗うつ薬、抗不安薬、睡眠導入剤、睡眠薬など)の処方は、原則として認められていません。
これは、患者様の安全と、より適切な診断・治療のため、対面での慎重な判断が必要だと考えているからです。具体的な理由としては、以下の点が挙げられます。
濫用などの懸念: 向精神薬は濫用の恐れがあるため、取り扱いが厳しく規制されています。
虚偽申告やなりすましのリスク:
オンライン診療では、対面診療に比べて、患者様が症状や服薬歴について虚偽の申告をしたり、なりすましをしたりするリスクが高まる可能性があります。
情報取得の限界:
限られた時間の音声や映像だけでは、医師が患者様の状態を正確に把握するための十分な情報を得ることが難しい場合があります。
つきましては、オンライン診療において、初診の方、または長期間対面診療を受けていらっしゃらない方への向精神薬の処方は差し控えさせていただいております。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
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