2023年11月18日(土)〜2024年2月12日(月)
植物への恋文(ラブレター) ~本草書から牧野富太郎の手紙まで~
本草学とは古代中国の薬草学を起源とする学問で、日本へもたらされた後、植物をはじめあらゆる自然物を研究対象とする博物学的な学問へと発展を遂げました。日本人にはこの本草学の素地があったからこそ、近代に西洋から移入してきた植物学へスムーズに転換することができたのです。「日本植物学の父」といわれる牧野富太郎も、幼い頃から本草書に触れて植物学について学んでいました。
本展では岩瀬文庫が誇る豊富な本草書を通して、江戸時代以前の本草学から近代の植物学への転換までをたどりつつ、植物に対する真摯なまなざしが成せる精緻で美しい植物図をご覧に入れます。また、牧野富太郎が西尾の植物研究者・名倉誾一郎に宛てた手紙も展示し、植物へ飽くなき情熱を注ぐ二人の交流の一端をご紹介します。
植物への愛が詰まった文(書物・手紙)の数々をお楽しみください。
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