開催中の展覧会
二紀会会員として同会に写実表現を基礎とする風景、植物画などを出品するほか、日本ボタニカルアート協会会員としても活躍し、植物細密画のテキスト本を著すなどボタニカルアートの国内第一人者として知られています。
さて、リンゴの収穫量全国一を誇る弘前市は、りんごを「市の木」に定めています。しかしながら、りんごは栽培の歴史が明治以降の果実であり、日本では資料も美術作品もまだまだ少ないのが現状です。そのような中で、小柳氏のりんごの花のボタニカルアート作品を描く活動は美術的な意義はもちろんのこと、故郷の花を描くという意味では市民にとっても喜ばしいものであり、りんごの貴重な記録としてその価値が認識されていくことでしょう。
本展覧会では平成18年に収蔵された20点と新作の20点をあわせた40点のりんごの花をはじめ、油彩、りんご以外のボタニカルアート、モンゴルの情景など近年の小柳氏の活動を広く紹介いたします。
みなさん、ぜひご来館いただき、ご鑑賞ください。
・とき
10月10日(土曜日)、11月15日(日曜日)の午前11時~
●長谷川成一館長が平成27年9月30日で退職され、10月1日から柴田幸博教育部長が博物館長を兼務することになりました。
●これまで「館長講話~館長の楽しい歴史講座~」として実施してきた催しは、11月から「市立博物館歴史講座」として行うことになりました。講師は、引き続き長谷川成一弘前大学名誉教授が務める予定です。
→ 第1回のお知らせは、広報ひろさき11月1日号に掲載されます。
くわしくは第1回市立博物館歴史講座のお知らせファイルをご確認ください。(94KB)