桃太郎裁判桃太郎裁判 3年生の社会の授業で大変興味深い学習をしていました。 NHK for Schoolの「昔話法廷」という教材の中の一つ、『桃太郎裁判』を活用して裁判制度の学習をするものです。桃太郎を死刑にするのかしないのか。様々な角度から考えます。一部内容を紹介します。 桃太郎が犯したとされる罪を、検察官が述べます。「桃太郎は、『鬼退治』と称して、鬼たちを襲撃しました。桃太郎は、犬猿雉を引き連れて鬼ヶ島に上陸。持っていた刀で鬼の一人を斬り殺し、30人以上に重傷を負わせました。そして、鬼たちが持っていた財産を奪って村に戻りました。これは、刑法第240条の強盗殺人罪にあたります。そして、このあまりにも凶悪な犯行は、『死刑』が相当と考えます」。桃太郎は、その事実を認めます。一方、弁護人は、「この犯行は、鬼に襲われる人々を守るためにやむを得ず行われたものであり、その動機には十分に情状酌量の余地があると思います。よって桃太郎は死刑にすべきではないと考えます」。桃太郎を死刑にするか、それとも死刑にはしないか。それが、この裁判の争点です。 さぁ、子どもたちはどんな判決を下すのでしょう。 続きを読む>>>