校長挨拶
本校は、昭和22年4月439名の生徒が在籍する高松市立二番丁中学校として発足し、昭和27年1月14日現在地に移転し、校名を高松市立紫雲中学校と改名しました。
昭和31年4月には高松市立城内中学校の新設に伴い校区の一部が分離されましたが、昭和37年には生徒数が,553名と増加し、全国有数の大規模校となりました。その後、生徒数は減少傾向をたどり、昭和47年以降は1,600名前後で推移していましたが、昭和63年から再度減少しはじめ、平成13年には1,000名を切るところとなりました。平成25年度は、生徒数697名でスタートしています。
本校は長年にわたって、校訓「自主 独立」を掲げ、それを具現化すべく、生徒に「本校に学ぶ者 大志をいだき 自らの力で 強く正しく立とう」と呼びかけています。この精神を象徴しているのが「自主独立の像」です。
大空に向かって高く掲げた左手は「大志」や「希望」を、強く握りしめた右手は「強い意志」や「粘り強さ」を表していると言われます。この像のごとく、それぞれに夢や目標を持ち、その実現に向かって粘り強く努力を続けた多くの卒業生たちが、紫雲中学校の文武両道のすばらしい伝統と校風を創りあげてきました。そして、この精神は今も先輩から後輩へと受け継がれています。
昨年12月に完成をみた本館の1階には「展示ホール」と呼ばれる一室があり、展示棚や陳列台には、優勝カップ、盾などが所狭しと並べられています。過去の先輩方が勝ち取ってきた栄光の記録であり、伝統の一端を伝えるものでもあります。
そのホールの一角に、まだ何も入っていない陳列台があります。生徒には「ここには、これからみなさんの頑張りが入ることになります。
カップや盾という形あるものが並ばなくても、みなさんの努力や熱い思いがこの中に込められることになります。そして、これが紫雲中学校の伝統になっていきます。」と伝えました。生徒には、校訓「自主 独立」の精神を胸に、それぞれが将来に向かっての夢や目標をもちチャレンジする生徒であってほしいと願うところです。
校舎の全面改築工事も3年目となりました。本館の完成は成りましたが、この後も、体育館建設の第二期工事、さらには青雲館と屋上プールの第三期工事と続きます。まだまだ不便が続きますが、ハード面のみならず、ソフト面もあわせた“新生紫雲中学校”の基礎固めの時期として、不便を乗り越え、教育活動のさらなる充実を図っていきましょう、と生徒、職員には呼びかけています。
今後とも、本校教育活動へのあたたかいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
平成25 年4月
高松市立紫雲中学校 校長 蓮井善視
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