2011.02.04
最近は「腑に落ちない」という否定的表現がよく使われ、肯定的な「腑に落ちる」は聞き慣れないかもしれません。 しかし、「腑に落ちる」と言う表現は夏目漱石の作品にもあり、立派な日本語だと思います。医療も「腑に落ちない」ことが多くなったのは事実ですが、我々は「腑に落ちる」医療を目指します。
「なるほど」と患者さんやその家族が「腑に落ちる」ことが、まずもって大切です。
そして医療者も共に「腑に落ちる」ことも大事だと考えます。なぜなら、医療は患者さんやその家族や関係者の方々と、医療者が協力して作り上げるものと理解するからです。
それぞれの立場からお互いの納得を確認し、これを分かち合うことが「腑に落ちる」医療につながります。
2011.02.04
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