奈良時代、大野朝臣東人(おおのあそん あずまんど)により、出羽(羽前)と陸奥(陸前)を結ぶ玉野街頭が拓かれ、尾花沢との中間に形成された村落が現在の玉野地区である。地区内には、大正ロマンの香る温泉郷として人気の銀山温泉があり、全国から多くの観光客が訪れている。また、山形百名山の一つであり、地区のシンボルでもある「二ツ森(標高742mの男山と695mの女山の2つの頂から成る山)」は、ふたこぶラクダの背中のような姿が特徴的な山で、気軽に散策できる低山として人気が高い。馬に乗せる鞍にも見えるその特徴的な姿から、地元では″荷鞍山(にくらやま)“とも呼ばれている。
玉野小学校は、明治11年、折原清十朗氏宅に鶴巻田学校として児童数7名で開校したのが始まりで、今年度で創立146周年をむかえました。平成28年4月には、同じ玉野地区内にあった上柳小学校と統合しています。児童数は64名(8学級)、素直で真面目なよく働く子どもたちですが、ちょっと恥ずかしがり屋のところもあります。
玉野地区には、自然と調和して生きる「知恵」を身につけた方が多くいらっしゃいます。地域の教育力を十分に生かし、地域・保護者の皆様と協働して、豊かな学びを学校に根付かせてまいります。「子どもは地域の宝、地域の希望」であることを忘れず、「開かれた学校づくり」を行っていきたいと考えます。
校長 齊藤 公良
【令和5年度 在籍児童数】
33名
続きを読む>>>