生徒数・クラス数(令和5年5月1日現在)
179
165
520
本校の体育館前の植え込みには、今年の3月に亡くなられた、藤枝市の石彫家、杉村孝さんが制作した石のモニュメントがあります。これは平成7年度の卒業生の皆さんが寄贈してくれたものです。母体の石から飛び出した楕円形の石には「と」と書かれています。例えば「現在と未来」「自分と友達」「学校と地域」などのように、「と」という字は、2つのことをつなげるための役割を果たしている字でもあります。私は、学校という場所は多くの「つなぐ」が生まれる場所であり、子供たちは「つなぐ」を通して学んだり成長したりしていくものであると考えます。自分を中心に考えると、「自分と仲間」「自分と学校」「自分と自分」などの「つなぐ」が存在します。人とのつながりだけでなく、物やこと(行事など)とのつながり、そして、これからの自分とのつながりについて考え、実践し、振り返るなどの一連の学びを通して、子供たちは自分自身を成長させていきます。つまり、「つなぐ」ことによって、その対象に思いや願いを通わせ、そこに自分の中の新たな可能性を見出していきます。私たち教職員は、子供たちが様々な対象とつながるように支援し、子供たちの中にある可能性を広げていく役割を持っているようにも感じます。このモニュメントは、子供たちや私たちに対して、様々なつながりを大切にしていくこと、そして、自分自身や学校が「つなぐ」を通して生かされていることを教えてくれているのかもしれません。
更新日:2023年05月10日
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