2024年12月10
日
ココロ通信 2024年9月
気象学的には夏が終わりを迎えましたが、今年の夏は本当に暑かったように思います。とは言え、毎年のように「今年の夏は特に暑い!」と言っている気がします。調べたところ、
2024
年の夏の期間(
6
〜
8
月)の日本の平均気温は、速報値で昨年と並んで過去最高となったそうです。昨年と同じだったことに驚くとともに、自分の記憶がいかに曖昧かを実感しました。
さて、皆さんは自分の記憶力にどのくらい自信がありますか?一昨日の晩御飯が何だったか覚えていますか?食事なら思い出せなくても大丈夫ですが、提出物や仕事のこと、大事な約束事などは忘れては困りますよね。また、お互いの記憶に相違があると「言った言わない」の水掛け論になることがあります。私は忘れないように、手に書いたり、スマホのメモ機能やアラーム機能を使ったり、写真に残したりしています。このように、“忘れない努力”をされている方は多いのではないでしょうか。一方、“忘れる努力”を意識している方は少ないかもしれません。しかし、「嫌な出来事が頭から離れない。早く忘れたいのに」と思うことはありませんか?そこで今回は「嫌なことを忘れる方法」についてご紹介したいと思います。
そもそも人は時間の経過とともに物事を忘れるようになっており、エビングハウスが記憶に関して行った実験結果から「学習した知識は意識的に復習しない限り、1日経つと覚えたことの
74%
を忘れてしまう」ということが示されています。「時間が解決してくれる」とは、よく言われる言葉ですが、まさにその通りです。つまり、嫌なことについて考える時間を減らすことができれば、忘れやすくなる、と言えます。「人に聞いてもらうとストレス発散になる」というのも一理ありますが、何度も、いつまでも話し続けると記憶が定着してしまい、忘れられない状態になってしまいます。そのため「人に話すのは1回にする」という風に決めるのも良いかもしれません。また、嫌なことがあったら次に何をするかを決めておくことで、意図的に悩む時間を作らないことも効果的です。映画を観に行く、音楽を聴く・・・何でも良いかと思います。人間は2つのことを同時に考えることはできないので、意識的に別のことを考えるようにしてみてください。他にも、嫌なことを紙に書いて丸めてゴミ箱に捨てる、というのもおすすめです。これは思考を外在化する作業です。自分の頭の中から嫌なことを外に出して頭の中から消すようなイメージです。嫌なことと距離を置くことができます。子どもに対して「痛いの痛いの飛んでいけ~!」と言うのと同じですね。子供だましのような気がするかもしれませんが、「嫌なこと嫌なこと飛んでいけ~!」と大きな声で言いながらしてみると、案外すっきりするものです。まず手始めに、この内容を忘れないように、あと3回くらいは読んでみてくださいね♪
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