2025年2月4
日・2025年2月5日
【休診】中西Dr(精神科)外来を休診させていただきます。
2025年2月12
【休診】中西Dr(精神科)外来を休診させていただきます。
ココロ通信 2025年1月
皆さんこんにちは。今年もよろしくお願いします。
年末から急にインフルエンザが流行し、大変な思いをした方もおられたことと思います。もともと冬は感染症が流行しやすい季節ではありますが、今年は特に流行しているようなので、免疫力を高めながら安心安全に過ごしていきたいものですね。
年明けから慌ただしい毎日を過ごしている方も多い時期ではありますが、今回はあえて『ぼーっとする時間の大切さ』についてお話します。
最近の脳科学では『ぼーっと過ごす』『ぼんやりする』時間が、脳にとって非常に大切である、ということがわかってきています。脳には2種類の時間があり、その一つが脳に集中的に荷物を詰め込んでいく『集中モード』、もう一つが脳に入った情報を整理して片づける『整理・整頓モード』となっているそうです。仕事や勉強などの『集中モード』のときは、情報をどんどん詰め込むことはできるけれど片づけができず散らかっている状態になり、反対に『整理・整頓モード』になったときにようやくその情報の片づけが進むようです。
ではどんなときに『整理・整頓モード』になるのでしょうか? それは『ぼーっとしているとき』です。例えば散歩をしているとき、景色を眺めているとき、入浴などゆったりしているときなど、頭を使わない単純作業のときには、脳が記憶を整理整頓して、新しい情報のつなぎ合わせをしてくれたりそうです。脳の画像を見ると『ぼーっとしているとき』も実は脳は活発に動いていることがわかってきており、だからこそそういうときに新しいひらめきが得られたりするのですね。
皆さんにとって、『ぼーっとできる』のはどんなときですか? 例えば聞き慣れた音楽を聴く、無心に水回りやコンロの掃除をする、ひたすら野菜の千切りをする、庭の草むしりをする、などはいかがでしょうか。今流行りの筋トレも、ルーティンでできる活動と考えれば脳にとってはリラックス効果が高いのかもしれませんね。個人的には、川や雲の流れを眺めている時間が大好きです。
情報を適切に知っておくのは必要なことではありますが、過剰な情報はかえって脳や心を疲れさせるもとにもなります。気分転換にスマホを使うだけでなく、ぼーっと過ごす時間を取り入れることで、頭をすっきりさせ、新しいひらめきを取り戻す機会にしてみてください。
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