大垣城は宮川安定による天文4年(1535)の創建とされる。 豊臣秀吉の家臣、伊藤祐盛によって1596
年(慶長元)に完成したと伝えられる天守は、四重四階建て総塗りごめ様式を取り入れた優美な城として名高く、以来400余年、歴史上貴重な存在となり、昭和11年国宝に指定された。
その後、昭和20年7月29日戦災で惜しくも焼失したが、再建の気運が高まり、昭和34年4月、国宝時の天守が再現され、郷土博物館として親しまれてきた。
また、昭和60年4月には、戸田藩主入城350年を記念して隅櫓や土塀の一部が修景整備された。
平成13年9月、大垣博開催後内部改修され、常設展示となる。
平成22年には天守および乾隅櫓の改修工事が行われ、戦災前の外観に復元された。
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