・スポット企画展「『少年倶楽部』傑作選」開催中
・次回スポット企画展「『鞍馬天狗』の大佛次郎と加藤謙一-初公開の書簡を中心に-」開催予定
2018年9月1日(土)~2018年11月30日(金)
大佛次郎(1897~1973・横浜市)の〈鞍馬天狗〉は、首都・東京が焦土と化した関東大震災の翌年(大正13年)に初めて登場し、以後42年の長きにわたって47作品が書き継がれ、国民的なヒーローとなりました。
『少年倶楽部』の最初の連載は、「少年の為の『鞍馬天狗』」の副題がついた「角兵衛獅子」(昭和2年3月~3年5月)で、鞍馬天狗を慕う角兵衛獅子の杉作少年が登場し、「山嶽党奇談」「青銅鬼」とシリーズは続きます。
本展では、「角兵衛獅子」の連載が始まる昭和2年から45年まで、『少年倶楽部』編集長の加藤謙一が大佛次郎に宛てた6通の書簡を中心に展示し、「角兵衛獅子」にまつわる2人の交流や加藤が編集した『少年倶楽部』『漫画少年』の当時の状況などを紹介します。書簡はいずれも横浜市の大佛次郎記念館所蔵で、6通のうち4通は初公開です。
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