校長所懐 水無月
水無月とはうまくいったもので、梅雨の時期なのに、水が無い月と記すところにいささか好奇心がくすぐられる。
梅雨の間の晴れ間である五月晴れを狙ったかのように、6月1日に体育祭が実施できた。今年度から6月の午前中開催に変更した。そのため目的や種目も検討し、見直した。保護者の応援や来賓・敬老招待なども再開し、多くの方々に大綱中学校の生徒の生き生きと精一杯に躍動する姿、真剣な表情を見てもらうことができた。生徒への称賛の声をたくさんいただき、私は感動の体育祭に参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいだった。天候に恵まれ、PTAの委員の皆様に支えがあってこその感動だったと実感させられた。
さらに、6月
12
日と
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日は春試験だった。1年生は中学校生活初めての定期テスト、2年生は新たな学年で、3年生は進路を強く意識してということでそれぞれが良い緊張感をもって臨んだ2日間だった。テスト終了とともに、多くの部活動がいわゆる「最後の夏」に向けて再始動した。連日
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℃を超える夏日が続き、日によっては
℃を超える真夏日にも。そんな中、体調管理、特に熱中症には細心の注意を払いつつ活動している姿を見ていると、心配な気持ちと応援する気持ちの入り混じった複雑な心持ちになる。
明日から7月。6月以上に厳しい暑さがやって来る。しっかりと睡眠、食事をとり、疲労を蓄積させないことが肝心である。梅雨が明けたら、ギラギラの太陽が猛威をふるいだす。その時は、つまり天にあった水がすべて無くなったことなのだと思う。水無月とはうまくいったものである。
後藤 秀吉 令和5年6月
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