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H24/12/9
12月の行事予定
親子読書の感想文
ありがとうございました
今年もとうとう12月(師走)を迎えることとなりました。日々の流れは真にはやいものです。先月の「ときわっ子まつり」は多くの皆様方の御支援で盛況のうちに無事終了しました。子どもたちも大いに楽しめたようです。PTAの役員の皆様をはじめ、御協力いただきました地域の皆様には厚く御礼申し上げます。また先月は、読書月間で様々な取り組みが行われました。その中で「親子読書」(親と子で一緒に読書を楽しもうという取り組み)も行われました。実践された保護者の皆様から多くの感想が寄せられましたので、ここで紹介させていただきます。
?「久しぶりに本を読むことができて楽しかった。本のおもしろさを再認識した。」
忙しい日々を送られている親御さんには、落ち着いて本を読むことが少なくなっていることをよく表していると思います。本を読むと心が落ち着きます。ぜひ続けてください。
?「小さい頃は、よく読み聞かせをしていたが、小学生になってほとんどすることがなくなった。今回、読み聞かせをすると、いつもの喧騒の時間とは違って、子どもと二人の時間がゆったりと流れて、とてもよい時間が過ごせた。」
忙しいという字は、辞書によると「落ち着いた心がない状態」をいうようです。「心を亡(な)くす。」と表現することもあります。子どもと心を通わせる十分な時間がとれない忙しい日々において、子どもの感性にふれたり、親の感性を伝えたりする貴重な時間となったことが伺えます。そのやりとりの中で、いろいろなことに気付かれています。
?「子どもが笑ったり、目を輝かせたりする所が小さい頃と違ってきていて、成長したんだなあと実感した。」「自分と感じるところが似てきたように思う。」
11月のお話朝会で私の愛読書「15少年漂流記」(ジュール・ベルヌ)の話をしました。小学校の確か3年に初めて読んで、中学まで数十回読みました。その都度おもしろかったことを覚えています。これは、成長と共に経験が増え、感じ方が変わったからにちがいありません。洞察力が増し、深く読むことができるようになるからです。親子読書は、子どもの思考力や洞察力、感性の変化を知る貴重な時間ですね。
?「同じ本を親子別々に同時に読みました。お互いに感想をいうことで主人公の行動に対する見方・考え方を比較でき、子どもの成長も感じ、とても楽しめました。」
私は、子どもが小学生の頃に一緒に本を読んで、感想を言い合うというような経験はほとんどしていません。今から考えるともったいないことをしたと思います。子どもが成長する中で考え方や感じ方を知り合えていたら、どんなに楽しかったことでしょう。(少なくとも中学や高校といった子どもの多感な時期に、もっと口を聞いてもらえたのではないかと思います。)
?「おもしろいカレーを作る話の本を親子で一緒に楽しく読み、その後でそのカレーを作ってみました。」
本は人の好奇心を呼び起こします。このとき親子一緒に行動に移されたことは、さらに活きた学びに発展したことでしょう。よく夏休みの宿題の読書感想文で多くの家庭が悩まされます。このように読書から広がった世界なども織り交ぜることによって読書感想文もすぐふくらみます。
すぐに冬休みになります。大晦日・正月と親子でふれあう機会がひろがります。子どもたちとゆっくり話をする大切な時間をとっていただければ幸いです。
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