2010年 6月 23日(水曜日) 11:08
子宮頸がんは20~30代の女性に急増している子宮頸部にできるがんで、発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因となります。発ガン性HPVは感染しても多くの場合一時的なもので自然に排除されていきますが、感染した状態が長期続くと子宮頸がんを発症することがあります。このHPVは多くの場合、性交渉によって感染すると考えられていて、女性であれば多くの方が一生に一度は感染しているとの報告があるほどです。なお発ガン性HPVには15種類ほどタイプがありますが、その中でも16型、18型は日本人子宮頚がん患者の約60%から見つかっています。サーバリックスはすべての発がん性HPVの感染を防ぐわけではありませんが、この16型、18型の感染を防ぎます。サーバリックスの接種対象者は
10歳以上の女性
です。またサーバリックスの充分な予防効果を得るためには
3回の接種が必要
です。当院でサーバリックスをご希望の方はまずは添付の説明書をお読みいただき、問診票をご記入の上、当院までお持ちください(予約制)。受診の際に医師より再度説明させていただきます。当日1回の接種分
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