教育実習生の振り返り2015年12月02日(水曜日)
11月は岐阜大学の教育実習がありました。
長良小学校での教育実習がどうだったか,その振り返りの一部を紹介します。
この4週間,児童と一緒に過ごしてきて,本当にこの子たちが好きだなあと感じるようになりました。毎日が違う出来事の連続だったように思います。そんな日々の中で,教生同士,自分のクラスの子について話すことが増えてきました。実習が始まった頃は,自分がこんなにも子どもについて語ることになるとは思っていなかったので,私自身もとても驚いています。実習期間中,子どもを叱らなくてはならない場面もありました。落ち込んだように見える子どもを見ていると,こちらまで悲しい気持ちにもなりました。それでもまた,「先生」と言ってきてくれることがとても嬉しかったです。最初あまり話すことのできなかった子ともお話しできるようになってきた今,お別れすることはとても寂しいです。大人の私たちにはない発想や考えをもっている子どもたちから様々なことを勉強できたことはとてもよい経験です。また,先生方の子どもたちへの関わり方でも日々多くのことを学ばせていただきました。・・・(特別支援)
この4週間を振り返り,一番に感じたことは,子どもの笑顔が自分のエネルギーになる,こんな幸せな職業は他にはないし,毎日が変化し,子どもの成長を近くで見ることができて,教師ってすばらしいなと感じました。自分が思い描いていた教師よりもはるかに大変で,先生が授業のために考えに考えて自分の時間も削っていることも知らなかったし,また,その時間を苦しいという思いだけでなく,楽しいと思えることも実習をしてみないと分からないことだったなと思います。自分が順序よく授業を進めることができなくても子どもたちは必死についてこようとしてくれるし,休み時間には「先生」と笑顔できて,一緒にゆうぐおにや鉄棒,ドッジボールをして遊んだことは,いい思い出だと感じているし,学校生活には子どもを主役とすることの大切さを学びました。体調を崩しても,子どもたちの笑顔が見たくて,子どもたちに会いたくて出勤すれば元気がもらえて,教師になりたいと強く思った1ヶ月でした。・・・(低学年)
私はこの4週間の中で,子どもと本気で関わっていくことの大切さを学びました。授業をするときはもちろんのこと,外で遊ぶときは思いっきり楽しむ,指導をするときにはダメなことはダメだとはっきり言う,このような教師の本気の姿があって子どもたちとよりよい人間関係をつくっていくことができるのだと思いました。このことについて自分に問い返してみると,まだまだ足りない部分が多くあるなと言うことを感じます。本気で正面から向き合うということがどういうことか,長良小学校の先生方を見て実感することができました。また,先生からの御指導で,「描き」の大切さについても学びました。社会見学に行くとしたらどのような場所でどんなことが起こりそうか,それに対して教師(自分)がどのような指導をするのかをあらかじめ予想することが指導をするために必要なことだと学びました。このように見通しを立てて,自分がどうするのかということを考えて動けるようになっていきたいと思います。自分の中で,とても深い学びができた1ヶ月でした。・・・(中学年)
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