8月26日(月)、明るい笑顔で子供たちが学校に戻って来ました。やはり学校には活気あふれる子供たちの姿が不可欠です。「主役は子供」を実感させられる瞬間です。
さて、30日(金)に「総合防災訓練(第2回引き取り訓練)」を実施いたしました。従来の想定は、「東海〜関東の地震観測網に異常が観測されたことにより、専門家による『地震判定会』が招集された」という内容でした。従って「大地震はまだ発生しておらず、発生時期等も不明確ではあるが、児童の引き取り(児童をご家庭に戻すこと)が大切」との意味合いをもっていました。
しかし、平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、今までの大前提が崩れてしまいました。つまり、「判定会招集」の可能性より、「東海〜東南海〜南海の連動型の大地震」又は、関東大震災の様な「首都圏直下型の大地震」が発生し被災する可能性のほうが格段に高くなり、「地震による避難訓練」を抜本的に見直すことが近々の課題となりました。
そこで、昨年度は「地震が発生し、放送機器が使用出来ない」を想定して地震の避難訓練を実施しました。今年5月には「校庭に避難した後に、保護者に引き渡す」訓練を行ってまいりました。
平成22年3月に出されています「川崎市地震被害想定調査報告書」によれば、「川崎市直下型」の地震が発生した場合、末長小学校周辺は最大「震度6強」が想定され、それに伴う液状化現象も「4段階の上から2番目(やや高い)〜3番目(低い)」が想定されています。これらの状況を鑑みると、校庭が液状化によって波打ったり、スプリンクラーの水道管が破断したりして、校庭に避難できないという場面を想定する必要がでてきました。そこで、今回は、「校庭に避難できないので教室等に待機し、保護者に室内で引き渡す」という場面を設定してみました。
訓練につき、保護者には西門脇の道路や東門を入った場所に待機していただきましたが、実際に発生した場合は、保護者の引き取り時刻は訓練ほど集中しないと考えております。
従来の引き取り訓練の方法と異なり、保護者の方々には戸惑われることも多々あったかと考えておりますが、色々なパターンを練習して備える必要があることを何とぞご理解ください。今後は、二次避難が必要になった場合等も想定してまいりたいと考えております。
5年生・キャンドルファイヤー
2013年9月17日
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