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校長室から(23)
「七夕」
「七夕」
明日は五節句の一つ「七夕」です。毎年、「七夕」が近付くと様々な場所で、一人一人の願い事を七夕飾りに託すという行事が行われます。短冊に書かれた「願い事」を見ていますと、「夏季大会に勝てますように!」「成績が上がりますように!」などの身近なものから、「世界中の人々が平和で幸せに暮らせますように!」というような大きな願い事まであります。願い事は人によって様々ですが、こうあってほしいという素直な気持ちを七夕飾りに託しています。
ところが、7月7日を迎えて実際の夜空に「織姫星(こと座のベガ)」「彦星(わし座のアルタイル)」を見ることが出来た人は意外と少ないと思います。このころは、ちょうど梅雨の真っ最中で、晴れた夜空が少ないのです。もともと「七夕」は旧暦(太陰太陽暦)の7月7日であり、現在使われている太陽暦でいうと8月の何れかの日(今年は8月24日)になることが多いそうです。また、好天に恵まれたとしても夜空には星がたくさん見えて、肝心の「織姫星」「彦星」を見つけられない人も多いようです。実際の夜空には「プラネタリウム」で映して見せてくれる「星座」の形や名前の表記もないわけです。そこで、星座に詳しい人に教えてもらうか、自分で星座表を確かめながら探すしか方法がありません。
昔の人々は七夕の夜には、織姫が天の川を渡って彦星に会いに行くと想像しました。実際には星が移動することはありませんが、もし、移動することができたとしても、2つの星の間は14.4光年ほど離れています。これは、光のスピードでも約14年半かかってしまう距離です。つまり、2人が光のスピードで移動できたとしても、1年に1回会うことはとても無理ということになります。
それはさておき、1年に1回の出会いというロマンチックな想像をした昔の人々に思いを馳せながら、七夕には夜空を眺めてみるのもいいのではないでしょうか。
【校長室から】 2012-07-06 11:45 up!
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1年 1限 2,3年 1限人権学習 2-4限普通授業 個人懇談
保健だより7月号
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