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「第52回壺井栄賞 優秀賞おめでとう」
毎年、6/23の壺井栄さんの命日に壺井栄賞の授賞式があります。今年は、4年柴田いろはさん、5年中田夏帆さんが優秀賞に輝きました。当日は、あいにくの雨でしたので、坂手公民館で授賞式が行われました。授賞式の後には、座談会があり、作品に対する思いなどを語ってくれました。
作品名「わたしの大すきな味」柴田いろはさん
この作品は、いろはさんのおじいさんとおばあさんが、代々受け継がれてきたつくだ煮屋さんで、心を込めて、おいしいつくだ煮をつくっている様子が表現されています。特に、いろはさんの大好きな、「こもちきくらげ」のつくだ煮の作り方や食べ方を書いたあたりの文章は、読んでいるだけで「食べてみたい」という気持ちになります。大きな鍋でつくだ煮を作る仕事が大変になってきているけれど、小豆島に来た人が、つくだ煮を食べて「おいしい」と言ってもらうために、頑張っていること、そのために、いろはさんも一生けん命お手伝いしている様子も書かれています。おじいさんやおばあさんのつくだ煮に対する思いや小豆島に対する思いを身近で感じながら、いろはさんは自分にできることを見つけようとしています。
作品名「わたしの家族はビール一家」中田夏帆さん
中田さんの作品は、お父さんが作る「まめまめびーる」の名前の由来から、ビールを作ろうと思ったきっかけ、ビールづくりの様子など、お父さんとの楽しい会話を通して書かれています。また、お料理上手なお母さんがつくる絶品おかずがお父さんの作るビールとよく合うこと、そしてそのお父さんの作ったビールがインターナショナルビアカップで金賞を受賞したときの家族の喜びも生き生きと表現されていました。「世界中でお父さんのビールを飲んでもらいたい」という夏帆さんの思いとは違い、お父さんは、「たくさんの人に飲んでもらいたいけれど、小豆島に来て飲んでもらいたい、ここで飲むからこそ、おいしいビールをつくたい」というお父さんの強い思いを知り、夏帆さんは、自分ができることでしっかり応援しようと思っています。
審査員の先生方からは、自分のことだけではなく、他者に対する思いが作品になっていること、心が開かれている様子が文章に表れていること、何より感じたことを素直に表現していることなどご講評いただきました。これからも、様々な経験を通して、苗っ子一人一人が、色々なことを感じ、それを伝えることができるような活動を考えていきたいと思います。
6月7日(金)
「ふれあいタイム 草抜き」
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