9月2012年09月03日　　■教育活動8月、9月のページをを更新しました。

9月
2012年09月03日　　■教育活動8月、9月のページをを更新しました。
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充実した２学期に
○　毎日の部活動やマスゲーム早朝練習、体育祭準備、その他にも様々な校内外の活動があり、あっという間に２学期始業式となりました。
○　３つの学期の中で最も長い２学期を充実したものとするためにまず必要なのは、校訓の「友愛」を具体化した「めざす生徒像～互いに認め合い、協力して高め合う生徒」の実現だと考えています。８月３０日（木）の始業式では、２学期の始めにあたり、生徒一人一人が「内省」をし、自分の学校生活や友人関係を振り返ろうと話しました。加茂中学校の生徒には良いところがたくさんありますが、「互いに認め合い、高め合う」という点では、今一つであると４月以来感じています。
○　始業式前日の職員会議において、加茂中学校の生徒の状況について話し合いの場をもちました。話し合いでは、生徒の間では冷やかしやからかい、相手の気持ちを考えない言動が少し多いのではないかとの意見が多数あり、どうしたら解決できるか具体的な対策について協議しました。加茂中学校を「いじめのない、互いに認め合える、高め合える学校にしよう」との決意を新たにした職員会議でした。
○　自ら命を絶った滋賀県大津市の中学生に対するいじめも、おそらく冷やかしやからかいからのスタートで、それを初期の段階で適切な指導をせず、エスカレートさせてしまったのだと思います。軽い気持ちで友達をからかったり冷やかしたりしていないか、しかも複数の生徒で一人の生徒を繰り返し標的にしていないか、友達の頑張りを認めず否定することはないか、そして、自分はしてはいないけれど友達が冷やかしたりからかったりしている場面をただ傍観し、止めずに見ているだけではないか、先生に事実を知らせずにいるのではないか、そういったことはないか一人一人が内省し、もうしないと決意してほしいと始業式で話しました。
○　また難しいことかもしれないが、冷やかしやからかいをされている生徒は、自分から嫌だと言える勇気を、あるいは先生に相談する勇気をもってほしい、先生方は解決のために全力で直ちに動くとも話しました。
○　一人一人の生徒のかけがえのない生命を大切にし、多様で強い人間関係を構築するため、保護者の皆さん、地域・関係機関の皆さんと連携を図りながら、２学期の教育活動を充実させていきたいと思います。
◇お礼　夏季休業中に、建設後４０年以上経過した管理教室棟の耐震補強工事が行われました。部活動の練習場所、体育祭の準備練習場所について、生徒には不便をかけた上に、近隣住民の皆さん、関係者の皆さんには、騒音、ほこり等で多大なご迷惑をおかけしました。大原住建さんのご配慮で、２学期開始に間に合い、安全・安心な環境で学校生活を送ることができるようになりました。関係されたすべての方に心より感謝申しあげます。
校長　菅原純子

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