2012-09-13
葛飾北斎『冨嶽三十六景』より「山下白雨」葛飾北斎『冨嶽三十六景』より「山下白雨」
文政(1818~30)末期 木版
*全期間出品(図版は山口県立萩美術館・浦上記念館蔵、前期出品)
浮世絵の風景画が二大浮世絵師と称される葛飾北斎(かつしかほくさい)と歌川広重(うたがわひろしげ)によって本格的に花開くまでの道のりを、版画だけではなく肉筆(にくひつ)画をはじめ、かかわりの深い作品も含めて総合的に紹介します。江戸時代を生きた人々が風景に向けた多彩な「まなざし」に迫ります。前期・後期でほぼ全ての作品を展示替えして、計約422点を出品します。