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2012/11/22
みな整然と…避難訓練・集団下校訓練
今年度3回目となる防災避難訓練を実施しました。ストーブに火を入れる季節を迎えたので,火災の発生を想定した避難の訓練でした。調理室を出火場所としたので,標準的な避難経路を利用ず別の経路を選択した学級もありました。災害時に,適切な判断や行動がとれるようになることを目標としたからです。校庭に避難が完了し,人員点呼・確認の後,防災教育主任から学校火災の実態やストーブの取り扱いについての諸注意がありました。
その後,本校初の試みである集団下校訓練も実施しました。ここでいう「集団下校」とは,強い地震や津波警報,台風などの災害により,交通混乱等が予想され,生徒の安全な下校が難しいと判断されたときに,各地区内や近隣の公園等まで教員が引率して下校することです。各地区の解散場所で人員確認の後,解散し帰宅することになります。実際は,まず校庭に集合し,地区ごとに分かれて担当教員が人員確認したのち,各地区2列で学校を出発しました。学校周辺の地区は学校で解散したのですぐ帰宅しましたが,一番遠い地区が解散したときには学校を出発してから約30分が過ぎていました。各地区とも1カ所だけの解散としたため,遠回りになったり,一旦自宅前を通り過ぎる生徒もいましたが,安全確保と人員確認を優先するためにはやむを得ないことでした。出発に際しては,緊急メール配信システムでの訓練配信も行いました。集団下校については,今回実施した経験を元に問題点を検証し改善を図っていく予定です。
なお,さらに大規模な災害が発生した場合には,学校留め置きや学校での直接引き渡しとなる場合もあります。詳しくは,11月20日付けでご家庭に配布した「大規模災害時の対応について」をご覧下さい。
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