スクールロイヤーによるいじめ予防授業
2025年9月10日
9月10日(水)、6年生では、古河の法律事務所から弁護士の方をお招きして、「いじめ」についての学習をしました。
まずは、いじめの定義「対象の児童が心身に苦痛を感じるものである」ということを確認しました。そして、ある事例を役割ごとに考え、大多数の人がなるであろう「いじめを見ていた人」は、このとき、何ができただろうかということをグループで話し合い、発表をしました。最後は、「AさんにいじめられたBさん、Aさんにやり返したが、それはいじめになるだろうか。」という質問に対して、Bさんの行為によってAさんは、苦痛を感じたため、いじめであるという回答を導くことができました。
「相手が苦痛を感じているかどうかは分からない。だからこそ、自分がされていやなことは、絶対に相手にしてはならない。これだけは、今日、心に刻んでほしい。」という弁護士の方のメッセージを児童は受け取りました。
児童は、「友達に少し強い口調で言ってしまったことがあったので、注意したい。いじりも絶対にしない。」「私は、いじめられている人を助けてあげたり、注意したりする人になりたい。」「いじめは、犯罪にもなるということを改めて知った。」「仕返しをしてしまったことがあるので、これからはしない。」「弁護士の先生が言っていたように、自分がされていやなことはしない。いやがっていたら、やめる。」と、自分の言動を振り返り、今後の行動に活かす考えをもつことができました。
続きを読む>>>