8月10日〜16日は閉校日です。黒田っ子のみなさん、交通事故や熱中症などに気をつけて生活しましょう。
8.13 日本の色を楽しむ・第67回 一宮市子ども写生大会作品展(校長室より)
8.13 日本の色を楽しむ・第67回 一宮市子ども写生大会作品展(校長室より)
昨日のある新聞の記事に「日本の色を楽しむ」というコーナーがあり、興味深い内容だったのでついつい紹介したくなりました。紹介されている色は「刈谷色」です。
・・・抜粋・・・・
まばゆい夏の太陽のように、色そのものが強い発色をしめす黄色。古代中国では、肥沃な大地の色でもあり、天地を統べる天子の象徴だったといいます。
日本で黄色の色がはじめて登場するのは、奈良時代の「正倉院文書」のなかに記された刈安色(かりやすいろ)です。刈安草というイネ科の植物を染色に使ったため、この色で呼ばれるようになりました。刈安草で染めた絹は、薄く緑がかった美しい黄色に染まり、現代の科学染色にも負けない鮮やかさがあります。
・・・抜粋終わり・・・
日本には、外国にはない数々の美しい色の名前があります。黄色(イエロー)と一口に言っても金糸雀色(かなりあいろ)、硫黄色(いおういろ)、レモン色などなどたくさんの黄色の名前があります。目に映る色の多さが日本文化の奥深さ感じさせます。
1学期に、小学校では全校児童が授業で写生大会を行い、画用紙に風景や思い出の絵などを描きました。子どもたちは工夫しながら色をおいていました。絵の具を混ぜたり重ねたりしながら自分の感じた色を作り、彩色を進めていました。この写生大会は一宮市の全小中学校で実施され、その作品の中で学校の代表となった作品が展示される「一宮市写生大会作品展」が毎年開かれています。是非、作品展に足を運び、子どもたちののびのびとした色づかいや作品への思いを鑑賞してみてください。
作品展の会場と開催期間は以下の通りです。
会場:一宮市博物館
日時:8月17日(金曜日)〜22日(水曜日) 午前9時30分〜午後5時00分
※入館は閉館の30分前まで。8月17日は午後1時00分から、8月22日は午後2時30分まで。休館日:8月20日(月曜日)
会場:三岸節子記念美術館
日時:8月24日(金曜日)〜29日(水曜日) 午前9時00分〜午後5時00分
※入館は閉館の30分前まで。8月24日は午後1時00分から、8月29日は午後2時30分まで。
【校長室】 2018-08-13 15:57 up!