2024年9月 (7)
学びの多い総合的な学習の時間でした②
投稿日時 : 09/06
5時間目に続いての6時間目、探究学習コーディネーターのまるオフィスにインターンで来ている大学1年生菊田帆花さんに、探究的な学びの楽しさ、中学校で始めた探究が、高校でどのように深まり、大学進学につながったかなどを、中学校時代の発表ポスターや高校生の時の資料を用いて話していただきました。
彼女が卒業した中学校が、個人探究学習を始めた初年度の生徒でした。
実践した人が話せる深みのある、そして、生徒の皆さんとほぼ同世代の方から聴けたよい機会になりました。
中学校で作成した発表ポスター
高校で作成した発表ポスター
学びの多い総合的な学習の時間でした①
投稿日時 : 09/06
5時間目の総合的な学習の時間(向が丘楽習)、ストップ温暖化センターみやぎから、ケンタロ・オノ様、亀崎英治様をお迎えして、地球温暖化と海洋ごみのお話しを熱く話していただきました。
仙台市生まれで、小学生のときに憧れたキリバスに、単身高校1年生の終わりに移住し、現在ではキリバス国籍を取得したケンタロ・オノ様のお話しを聴きました。
太平洋の中央に浮かぶキリバス共和国は、国土のほとんどが珊瑚の砂でできています。海抜が低いため(約2m)に、近年の地球温暖化による海面上昇で、国土の半分以上が水没の危機にあります。アノテ・トン大統領は、もはやキリバスの水没は免れないと全国民の他国への移住計画を発表していますが、世界に住む一人一人が対策を進めれば、ふるさとを失うことはないとケンタロさんは言います。
また、海洋ごみが海の生物の量を越えてしまう2050年問題も、あなたの足下のごみを1つ拾うことで、津谷川に流れ込むごみが減り、ひいては太平洋のごみを減らすことができると訴えます。
それらは、最終的に、私たちが住む日本の住みやすさにもつながってきます。
70分を過ぎる講話でしたが、学びの多い総合的な学習の時間でした。
ぜひ、ご家庭でも今日のお話の内容を聞いてみてください。