紙すき体験
ものづくりのおもしろさ
5・6年生が、保存会の方の手ほどきを受けながら、神代和紙の紙漉きを行いました。
材料は、こうぞ・みつまた。これらをほぐし、不要な皮をすべて取り除きます。
トロロアオイをすりつぶしてできたのりと混ぜて冷水に溶きます。
木枠でこれを何度も救いとり、揺すりながら均一に広げていきます。均一に広げるには絶妙のさじ加減が必要です。
和紙を漉くには、大変な手間がかかりますが、できた紙は、1000年経っても、水や湿気で朽ちたりすることなく、文字を残します。
大変ですが、おもしろくてやりがいのあるアナログな手作業。子どもには、こういうおもしろさの分かる大人になってほしいものです。
6年生の漉いた和紙は、今年も、卒業証書になります。
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