ビオトープの黄色い花「コウホネ」
ビオトープ
ビオトープの黄色い花「コウホネ」
「小ぶなとる わらはべ去りて 門川の 河骨の花に 目高群れつつ / 正岡子規」
ビオトープに咲く黄色い花、河骨(コウホネ)。
コウホネ類は、三様の異型葉を持っています。初生葉は暗所で発達して沈水葉とよばれ、多くは小さく細長くて波状となり膜質が柔軟です。水深の深いところでは主に浮葉を、また浅いところや密度の高い場合は水上葉を出します。水上葉は細長く、分厚く、強くなっています。葉柄は長く、緑色、円柱形、多肉質です。葉の形は長卵状楕円形、先端は鈍形か円形。葉面は鮮緑色、葉裏は黄緑色、無毛、支脈は多く現れています。
湖沼や小川などが減少している現在、ほかの水生植物同様に、自生の物が減ってきています。
近畿地方と九州の一部の地域だけに分布する日本の固有種でもある『オグラコウホネ』という品種は絶滅の危機に瀕しています。
【ABCDの原則】 2015-08-22 12:25 up!
ビオトープ
夏草でいっぱいのビオトープです。
【ABCDの原則】 2015-08-22 10:49 up!