はぐくむ 5年生 「車いす体験」
はぐくむ 5年生 「車いす体験」
5年生は、総合的な学習の時間に「体の不自由な人とわたし」の学習をしました。一人ひとりテーマを決めて、障害のある方の生活の様子や、困っておられること、自分たちにできることについて詳しく調べ、スライドを使って発表しました。また、先日は学校に4名の介護福祉士の方にお越しいただき、車いすの仕組みや扱い方を学び、実際に車いすに乗ったり、介助したりする体験をしました。
〜児童の感想〜
〇「介護」や「福祉」という言葉の意味を教えてもらいました。介護や福祉は、みんなが幸せに暮らすために大切だとわかりました。これからは、困っている人がいたら、自分ができることを進んでしたいです。
〇車いすは、簡単そうだと思っていたけど、乗ってみたら少しの段差でも動かすのが大変でした。こつを教えてもらってから、後ろに体重をかけてもう一度やってみたらマットに上がることができました。
〇介護福祉士の方の「自分の通学路で、車いすだと大変なところはないですか。」という言葉が心に残りました。段差がたくさんあって、でこぼこしている所が多いので、難しそうだと思いました。
〇車いすを押すときは、急に動かさずに声をかけたり、ゆっくりと確認しながら動かすことが大切だとわかりました。実際に、声をかけてもらうと安心感がありました。優しい声かけや、相手ができることは手伝わずに見守ることが大切だと思いました。
車いすを押すことと、車いすに乗ることの両方を体験してみたことで、車いすを利用している方の気持ちを想像し、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけになりました。これからも、思いやりの心をもち、自分ができることを考えて行動できる子どもを育てていきたいと考えています。
【はぐくむ】 2025-02-06 18:29 up!