3月
春風とともに
月の声とともに春風の暖かさを感じるようになりました。この時期は、三寒四温といわれ、寒い日暖かい日を繰り返し、確実に春に近づいていることを感じる頃です。周りの自然に目を向けると、木々や草花が緑の小さな葉や芽をのぞかせ、春の息吹を感じることが増えてきました。今年度も残すところ1か月。子どもたちのさまざまな面での成長を確かめ、まとめ、次へとつなげる大切な1か月です。
学期に入ってから、5年生が中心となって計画を進めてきた『6年生の卒業を祝う会』を1日に行いました。1~5年生は、6年生へ感謝の気持ちを伝えるために、この日まで発表練習に取り組んできました。どの学年も、クイズや劇など趣向を凝らし、6年生に喜んでもらおうと一生懸命の様子が伝わってきました。また、6年生は、下級生に最高学年としての思いを届けようと工夫した内容の発表でした。計画、準備、運営と大忙しの5年生からは、「私たちが大原小の伝統を受け継いでいく」という思いが伝わり、やり終えた達成感を味わっていました。
春の足音を感じながら過ごす3月は、卒業&創立150周年記念植樹(6年生)やシイタケ植菌(4年生)、卒業記念制作などで保護者様、地域の皆様のご支援ご協力を賜ります。ふるさと大原を愛し、夢をもってたくましく成長する子どもたちのために、お力添えをよろしくお願いいたします。
6年生 生き方を学ぶ
~総合的な学習の時間 キャリア教育~
3学期、6年生総合的な学習の時間では、キャリア教育の一環として、さまざまな職業や分野で活躍されている皆さんを講師に迎え、ふだんの仕事や活動の様子について話を聞いたり、自分の将来と結び付けて考えたりする学習をしました。
子どもたちは、皆さんのお話に興味や関心を持ち、自分の将来の姿を思い描きながら学習を進めることができました。卒業が間近に迫ってきており、中学校に向けて、楽しみだけでなく不安もある中ですが、明るい未来を想像できたのではないでしょうか。
このようにさまざまな人々と出会い、生き方を知ることから、学ぶことや働くこと、地域に貢献することなどに前向きに取り組んでいく生きる力をどんどん蓄えていってほしいです。
視覚障がいについて学ぶ
3年の総合的な学習の時間では、『だれもが暮らしやすい社会をめざして』の学習の一環として、視覚障がいについてお話を聞いたりアイマスクや点字体験をしたりしました。甲賀市社会福祉協議会の協力のもと、それぞれに講師に迎え、学習をしました。
視覚障がいについては、大久保にお住いの松村様よりお話いただきました。見えないことを補ったり代わりをしたりする人やものについて詳しく教えていただきました。子どもたちは、スマホのアプリを使うと便利だということを知り、興味深く学習しました。
アイマスク体験は二人一組になって学校の中を歩きました。いつもなら平気な階段も、声掛けがないと怖く感じてしまうことに気づいていました。
点字体験は、実際に道具を使って自分の名前などを表しました。慣れてくるとどんどん文字をつなげることができました。また、「点字を手で触るだけで文字を読むことができるなんてすごいな」と感じていました。
これらの学習や体験をとおして、視覚障がいの方とどのように過ごせばよいかを、自分たちの生活と結び付けて考えることができました。
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