県北地区青少年赤十字トレーニングセンター!
2025年7月31日 17時08分
本日、本宮市中央公民館において、県北地区青少年赤十字トレーニングセンターが開催されました。これは、小中学生を対象とした防災教育の一環を担う研修会です。市内外からおよそ40名程の小中学生が集まりました。本校からは5年生のHくん、Sさんの2名が参加しました。
開会式の後はレクリエーションです。これは「アイスブレイク」とも呼ばれ、レクリエーションを通して互いの緊張をほぐし、距離を縮める意味があります。いろいろなゲームをしているうちに、緊張でガチガチだったHくん、Sさんも、周りのみんなも笑顔が見られるようになりました!
緊張がほぐれたところで、各班ごとに自己紹介です。2人ともハキハキと自己紹介ができていました。
レクリエーションの後は、
非常炊き出し体験です。高校生ボランティアさんがお手本を見せてくれたあとに、各グループ代表が炊飯準備をしました。Sさんが班の代表に選ばれました。2人1組で協力して準備を進めました。炊きあがるまで、
別室で青少年赤十字のはじまりや活動について講義をうけました。実は福島県内には、青少年赤十字の発足直後に加盟した学校があり、磐梯山噴火の際には奉仕活動したそうなのですが、戦時以外で青少年赤十字が活動したのは、全国初だったのだそうです。
昼食です。お弁当が用意されていますが、先ほどの非常炊き出しで炊いたご飯も一緒に食べました。普通に美味しかったそうです。
午後からは、ワークショップスタイルで、班ごとに6つの学びの場を巡っての学習です。班のメンバーと協力して、防災に関する課題に挑戦しました。
「竹ひごタワー」・・・竹ひごとわずかなテープを材料にして、知恵を出し合ってできるだけ高いタワーを作る課題です。
「暗闇の国」・・・視覚の情報が無い状況で、協力してコースを安全に通り抜ける課題です。なんと先頭はSさんです!大きな声を出してメンバーに呼びかけながらエスコートしていました。
「工夫して乗り切ろう」・・・身の回りのものを組み合わせたり代用したりして、問題場面を乗り切る課題です。トイレの水、電気・・・・Hくん。さあ、どうする?
「時間間隔・重さを測ろう」・・・感覚だけで時間と重さをできるだけ正しく測る課題です。感覚を研ぎ澄まして・・・・難しい~(笑)
「正しく伝えよう」・・・文章または絵を1人ずつ伝えていき、最後までできるだけ正しく情報を伝える課題です。Sさんは2番手のメッセンジャーでしたが、Sさんのところでだいぶ絵が変わってしまったことは内緒ですよ・・・・(笑)※Sさんみんなに謝っていました。
「みんなで分けよう」・・・様々な条件を考えて救援物資の公平な分け方を考える課題です。中学生のリーダーシップが輝いていました。頼もしいです!
ワークショップの後は、非常時の応急手当法を学びました。三角巾を包帯にして足首や膝を固定する応急手当です。これはすぐにでも役立ちますね!
すべての活動を終えて、最後は班ごとに振り返りをしました。「気づき、考え、実行する」・・・・これは、青少年赤十字が目指す子どもの姿です。HくんとSさんには、これを行動で示すことで、白岩小のみんなに伝えて欲しいと願っています。Hくん、Sさんお疲れ様でした!
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