「『みんなが楽しい!』を実現できるか!?」6年生を送る会02/25 14:09
2025/02/25「『みんなが楽しい!』を実現できるか!?」6年生を送る会強い寒波に見舞われた3連休が明け、今日からまた学校が始まりました。今週の金曜日には、「6年生卒業お祝い週間」のトリを飾る「6年生を送る会」があります。体育館では毎時間、いろんな学年が入れ代わり立ち代わり発表の練習を頑張っています。
4年生は、劇の発表をします。内容については詳細を控えますが、最近はあまり劇の発表をがっつり見せてもらったことがないので、とても楽しみにしています。劇の発表に取り組むのは、実はなかなか難しいことだと思っています。というのも、「劇」を成功させるためには、まず「恥ずかしさ」や「緊張」からくる「中途半端さ」をやっつけなければ、観る人には何も伝わりません。それから、「見せる、観てもらう」という意識がしっかりしていないと、下手をすると「演じている自分たちだけが楽しんでいる…」という見る人にとっては、とてもつまらないものになってしまいます。本来なら「観ている人たち(みんな)が、とても感動する、感心する(楽しい)劇」になるべきはずが、「やっている自分たち(みんな)だけがおもしろがっている(楽しい)劇」になってしまいます。同じ「みんなが楽しい」でも、「みんな」の幅がとても狭く、「楽しい」の質がうんと落ちてしまいます。大人(先生)はそのことをよくよく分かっていますから、練習(演技)中には、担任の
先生(監督)のこまかな指導とアドバイスがバンバン入ります。子どもたちにとっては、正直「そんなこと言われても…」と最初は思っているのでしょうが、おそらく練習を重ねるうちに「監督の演技指導」の大事さがだんだんわかってくるようになり、劇の質がだんだん上がっていきます。
回議(校長決裁をとる)に回ってきた4年学年通信を見せてもらうと、担任の先生たちがしっかりと「劇をする目的(値打ち)」を子どもたちに伝えてくれています。演じている4年生も、見せてもらう観客も、その両方が、心の底から湧き上がってくる感動や達成感が味わえるような…最上級の「みんなが楽しい!」発表になることを大いに期待しています。
3年生の発表は、まだ詳しくは見てないのですが、3年生の「よさ」である「元気(パワー)」と「チームワーク(仲間との一体感)」が活き、そしてちょっと『笑い』を取りに来る発表を考えていてくれるようです。3年生と言えば、音楽でリコーダー演奏を始める学年なので、1年間の「リコーダー演奏」の上達ぶりも聴かせてくれるのではないでしょうか。もちろんいつも「パワー全開」の3年生ですから、元気いっぱいの歌声にも期待しています。
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