2015/09/04(金)
東日本大震災から学ぶ〜命を見つめる〜
9月4日(金)、4年生の子ども達が、総合的な学習の時間に、東日本大震災の状況や被災の様子について学びました。ゲストティーチャーとして、NPO法人「グリーン田方・YAMANEKO楽舎」の方々が来校してくださいました。地図や写真、被災された子ども達の作文を紹介しながら、分かりやすく震災の時の状況や現在の様子を伝えてくれました。
現在4年生は、10月に行われる三島市内小中学校音楽会に出場するために、合唱歌「花は咲く」の練習中です。「花は咲く」の歌詞の意味のさらなる理解につながったようです。
特に、授業の中で被災された方(小中学生)の作文が紹介されると、子ども達はまるで自分事のように受け止めている様子や表情でした。うつむいてしまう子、目に涙がたまって今にも涙がこぼれそうな様子の子。友だちと顔を見合わせる子。授業後の学びの振り返りでは、「自分がこうして安全に生活していられることが当たり前だと思っていたけれど、そうではないと思った」「まわりの人に感謝して、生きていきたい」「急に家族や友だちがいなくなって、本当にかわいそうだ」「早く行方不明のおばあさんが見つかってほしい」と感想が書かれていました。
子ども達に丁寧に言葉をかけて教えてくださったゲストティーチャーの皆さん、ありがとうございました。
4年部では、これから「花は咲く」の歌詞を子ども達と考えながら、音楽会に向けて頑張っていきたいと思います。
東日本大震災から学ぶ〜命を見つめる〜
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