口笛は吹けるだろう?
[No.86 こどもとともに]
「完訳ドン・ボスコ伝」153頁
教会のミサの支度部屋にもぐりこんでいた少年バルトロメオ・ガ
レッリに、ドン・ボスコがかけた言葉です。「お父さんは?」「お
母さんは?」「読み書きは?」「歌は歌える?」……どの質問にも
首を横に振る、何も持たない少年。ドン・ボスコは、手探りで相
手の心の開きそうなところを探しながら、幾分のユーモアといっ
ぱいの優しさをこめて、この言葉を言ったのでしょう。少年は思
わず顔をほころばせ、「この人は話せる大人だな」と直感しました。
次の日曜日から、彼の仲間たちが続々とドン・ボスコのところに
やってきたのです。
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