学校長より(四中だより2月号)
『学校の先生になろう!!!!』 ~頼むわ~
3年生の皆さんは、いよいよ受験をはじめ中学校生活最後の仕上げですね。全力を尽くしましょう。生徒会スローガン『Never Give Up
~今日の努力が未来を作る~』 この言葉を忘れないように日々を有意義に送ってください。
ところで、皆さん。今、日本全国で「学校の先生」が不足しています。一昔前までは、スポーツ選手やお花屋さんと並んで人気職種だったのが、どんどん志望者が減って、全国的に「先生不足」が起こっています。とにかく人気がないんです。
なんで??? 皆さんはどう思いますか?
言われているのは、1.残業が多い上に時間外手当がまともに出ないブラック職種である。2.とにかくきつい。小学校は一日中休憩もなく、トイレには走って行くし給食はかき込む。中学校はクラブ活動で土日の休日もゆっくり休めない。3.ちょっとしたことで保護者からのクレームが厳しかったり、生徒の学級経営が難しかったりして、精神的ストレスから病気休職する率がとても高い。などなど・・・
実際に長く学校で働いてきた人間としては、確かにそういう要素は強いけれども・・・ 「でもね」と言いたい。
そもそも教師に限らず、仕事というのは、何をやっても責任があるし、しんどいものです。楽な仕事なんかないし、どんな仕事にも大なり小なりのストレスはあるでしょう。そりゃあ、たまに出張帰りなどに電車に乗って5時過ぎに帰ってる人見たら、ええなあと思うけど、でも、やっぱり他の仕事に比べたら盆、正月の休みはたくさん取れるし、昔に比べたら働き方改革も進んで時間外勤務時間は減っています。他の会社務めに比べると、季節ごとや1年ごとの変化もあります。そして、厳しさに勝つのはなんといっても「やりがい」です。どんな仕事にもやりがいはあるけれども、こんなにやりがいのある仕事ってなかなかないんじゃないかな?
教師というのは、これからの社会を担っていく人間を育てるという使命があります。今、目の前にいるみんなの人格形成に関わっています。
もっと身近に考えて、学校の先生の一番いいところは、なんと言っても、中学生のみんなと「青春」出来ることです!! ちょっとクサいか。
私は、人間の一番の喜びというのは、自分の成長だと思っています。学校の先生は、生徒みんなが一歩ずつ成長する姿を目の前で見ることが出来るのですが、それが自分のことのように嬉しいのです。付け足すと、みんなの成長を喜んでいる自分もきっとみんなと一緒に成長しているような気がして、幸せな仕事だなと思っています。
では、皆さんは、自分が生徒として学んでいる、今の四中で先生になりたいですか? え?なりたくない?絶対いや!!??
まぁ、そんな意見も出るかもしれんけど、もしそう思うんだったら、そう思わなくてもいいような、つまりこの四中で先生になりたい!と思えるような、そんな魅力的な学校を先生たちと皆さんで作っていきましょう(^^♪
今は、自分には向いてないとか、無理とか思っているあなたも、いつか気が変われば教師になれます。大人になってから、通信の大学で免許を取って教師になっている先生もたくさんいます。教師にならなくても大学はぜひ行ってください。奨学金もあります。で、将来、進路選択の際には、ぜひ「学校の先生」も検討してみてください。少なくとも、学校の先生になりたいと思った時になれるような力を四中でたくさん身につけておいてください。そこんとこよろしく!
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