先生たちも学んでいます!その3−田中博史先生をお招きして
先生たちも学んでいます!その3−田中博史先生をお招きして
今日は,をお招きして,「『納得解』を生み出すプロセスを大事にする授業づくり」という本校研究主題をもとに,算数科授業づくりについてご講話いただきました。
田中博史先生は,筑波大学附属小学校副校長,全国算数授業研究会会長などを歴任され,教具を活用した算数科授業づくりや遊びを基にした学級づくりを中心に,教職員研修や子育て支援など,全国で幅広い活動を展開されています。
先生は,具体的に様々な授業を切り取りながら,子どもをその気にさせながら,問題解決に持ち込む授業づくりの理念や考え方と具体的な方法についてお話しいただきました。本校の先生方も,笑いを交えながらも頷きながら,まさに,「納得」の得られる表情で話を伺っていました。
先生のお話から学んだことは,一つ目に,単に公式などを活用して機械的に「処理」する学習ではなく,その公式の意味や原理を考えたり,新たな解法を見つけたりすることを求める学習が求められていることです。
もう一つは,指示して解かせるのではなく,様々に子どもに問い掛けながら,考え表現できるようにする授業づくりが大切であるということです。
「納得」とは,問題解決するプロセスを理解することによって得られるものではないでしょうか。教師の支援によって,ここを子ども同士が少しずつ共有化していけるように育てていきたいと感じました。
【学校アラカルト】 2024-07-25 18:50 up!