「気付き」の質
11月
「気付き」の質
ひまわり学級2組の授業の様子です。
2年生は「6の段の九九」、6年生は「反比例」の学習をしていました。
2年生の子どもは、6の段の答えを既習の学習(たし算、図に表すなど)を駆使して、答えを導きだそうと苦戦していました。
自分の考えた方法で試行錯誤しているうちに、「答えは6ずつ増える」ということを思い出すことができました。
「前に習ったよ。」と先生が早めに言葉がけをすることは簡単ですが、ここはあえて、様子を見ていました。(とても真剣に考えていましたので!)
先生から言われて「あっ、そうだった。」と気付くのと、自分ができる方法で試行錯誤しながらやっているうちに気付くのとでは、「気付き」の質が違います。
後者の方が時間はかかるけれど、格段に考えている時間は長く、自分で導き出すことができています。そして後者の方が、子どもの気持ちは「学び」向かっています。
「分かる」「できる」ことはもちろん大事ですが、このように「学び方を学ぶ」ことも大切にしていきたいです。
【学校アラカルト】 2023-11-01 15:21 up!