箱根関所よもやま話? 【関所とは何か】
2013/3/10 [Sun] 9:08
関所の「関」は、もともとは門を閉じる横木である「かんぬき」のことで、そこから「とざす」「防ぐ」という意味をもっています。
つまり本来は防備するところの「敵を防ぐ砦(とりで)」であり、古代(奈良・平安時代)は軍事的なものでした。
※大化改新(645年)時に伊勢(いせ)(三重県)の鈴鹿(すずか)、美濃(みの)(岐阜県)の不破(ふわ)、越前(えちぜん)(福井県)の愛発(あらち)に関所を設置することを定めて、奈良の都を防衛しました。
その後、鎌倉時代の後期から室町時代になると、関銭(通行税)を取る経済的なところとなっていきました。
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