11月1日より門限(最終下校時刻)が17:00となります。
(期日:11月1日~12月31日)
学校長より(四中だより11月号)
「非認知能力」 ~豊かな人間性~
四中の先生は、今、「非認知能力」に着目して、研究しています。
「非認知能力」とは、テストの点数など、はっきりした数値では測れないけれども、生きていく上でとても大切な人間の能力のことです。たとえば、「物事に前向きに取り組もうとする『意欲』」、「人と協力できる『協調性』」、「簡単にあきらめない『粘り強さ』」、「しんどいことでも目標のために頑張る『忍耐力』」、「やるべきことの段取りを考える『計画性』」、「自分の感情をコントロールする『自制心』」、「自分なりのアイデアを生かす『創造性』」、「自分の考えを伝えて相手の考えを受け止める『コミュニケーション能力』」などなど・・・・。「まあどうなるかわからんけどとりあえず頑張ろうやという『楽観性』」なども実は前向きに生きる大事な要素です。
どうですか? いずれも数値で図るのは難しい。でも、どれもこれから社会で生きていく上でとても大切な能力だと思いませんか?
もちろん、誰にでも得意なことと苦手なことはあります。でもこれらの「能力」を鍛えて高めていくことで、人生がより豊かになると思いませんか?
四中の先生方は、これら非認知能力の中でも特に今、『主体性』という言葉に注目しています。「自分で考え、判断し、行動する力」です。
先生や親が「勉強しなさい」といくら繰り返したところで、自分から「やろう」という主体性を持たなければ続きません。結局は色々な非認知能力を育てなければ、勉強も進まないということです。
これらの力を授業の中で、そして学校の活動の中で、どんなふうに鍛えていけるのかを、今、四中の先生方は研究しています。まだまだ研究中だし、私もまだ自分の頭の中はまとまっていません。でも、先生方全員に共通しているのは、君たち四中生全員に、少しでも非認知能力を高めて、自分で自分の人生を切り開いていく力を身に着けて欲しいという強い思いです。
「人の立場を思いやる『やさしさ』」なんかもメチャメチャ大事な非認知能力だと思うのですが、これってテストの点とはまったく関係ないですよね。でも、あなたに本当に「やさしさ」はありますか?
「やさしさ」のない人と関わりたいですか?
「人に迷惑をかけない」「人の嫌がることはしない」「人を人としてリスペクトして馬鹿にしない」これら
は非認知能力という前に人間としての基本です。心がけてください。
でもそれも色々な非認知能力を高めることによってさらに強化され、輝かしいあなたの「個性」となっていくのだと思います。
次の『合唱コンクール』では、お互いを思いやったやさしさのあふれる歌声を聴きたいと、私は思っています。
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