何のために勉強するのか?
~2つの種類~
「私たちは何のために勉強するのでしょうか?」みなさんは、考えたことがありますか。勉強には2つの種類があると私は考えます。1つは、
ある
目標を達成する
ための勉強
です。例えば、資格や免許などの取得のための勉強や高校・大学の入学や会社に就職するなどの受験勉強も目標を達成するための勉強です。目標を達成しようという気持ちが強ければ強いほど、勉強しようという意欲が湧いてきます。2つは、
学ぶこと自体を楽しむ
という勉強
です。教養を高めると言い換えてもいいかもしれません。目標を達成するための勉強は、目標が達成されると忘れてしまうことが多いような気がします。もちろん、役に立つ知識もあるとは思いますが…。このことは目的が学ぶことではなく、取得や合格だからだと思います。しかし、学ぶことを楽しんで得た知識はその人のなかに、案外残っているのではないでしょうか。世界的指揮者で、マエストロ(大指揮者)と言われている佐渡裕さんは、次のような言葉を言っています。「そのオーケストラや合唱団が有名だとか無名だとかは私には関係ありません。私と向かい合ったとき、音楽と向かい合ったときにどれだけ純粋な心をもてるか。どれだけ音楽とひたむきに対峙できるか。そこにキラキラと無垢に輝く瞳があるなら、私の音楽を愛する心は幸せな気持ちでいっぱいになります」。佐渡さんは、このように音楽に純粋な気持ちで向き合ってきました。勉強への向き合い方も音楽への情熱を大切にし一生懸命に打ち込んできた、佐渡さんの向き合い方に通じるものがあるのではないかと私は思います。みなさんも、新しい可能性を秘めた自分を信じて、新たな勉強をスタートさせてみませんか。
1月31日
■2025年1月30日
ゆりかもめⅡ No.191
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