『やればできる』
暑かった夏休みも終わり、いよいよ2学期がスタートしました。
夏休みに入る前に、「規則正しい生活をする」「毎日5時間勉強する」という目標を立てた人もいることでしょう。夏休みにありがちなのは、壮大な計画を立てたために結局実行できずに味わう、というパターンです。そこで目標を立ててそれを実現する方法を2つ紹介します。
一つ目は、ほんのちょっとした工夫で、弱い自分に打ち克つ方法です。たとえば、「計画表を見えるところに貼っておく」」とか、「まずは5分間やってみる」「とりあえず1問解いてみる」という方法もおすすめです。取りかかってしまえば、あとは勢いで進んでいきます。
二つ目は、「決まった時間に、決まった行動をする」、つまり習慣をつくることです。一流のスポーツ選手は毎日決まった時間に決まったことをします。プロに転向したフィギュアスケーターの羽生結弦さんは毎日体重計に乗るのが習慣だそうです。元メジャーリーガーのイチローさんは高校時代、毎日10分間の素振りを3年間続けました。洗顔を歯磨きを苦痛だと思う人がいないように、同じ行動を同じ時間に繰り返していけば、習慣になり、自分の生活を変えることができます。失敗を恐れずに挑戦しましょう。みなさんは
「やればできる」
のです。「やればできる」の意味は、成功をめざすことではありません。「やれば成長できる」ということです。様々な経験を積んで、自己を成長させてください。挑戦して失敗することはとてもよいことです。だめなのは何もしないこと。2学期のみなさんの挑戦におおいに期待したいと思います。
令和5年8月22日
「楠根小だより9月号」
9月の「給食献立表」
9月の「えいようつうしん」
9月の「ほけんだより」