| 投票数(8) |阪神大震災から28年本日のあるクラスの学級通信からの一節
28年前、午前5時46分、2階の寝室で地震の揺れを感じてすぐにあなたたちの上に覆いかぶさった。これは小さいころから私の母が何度も話してくれた、あの日のことです。あの時、亡くなった方が6434人。子供ながらに崩れた高速道路の写真や倒壊した建物をテレビで見ながら、こんなものすごい地震はもう起こらないだろう…と勝手に思っていました。ところが、さらに多くの被害を出すことになる地震が起こったのは、みなさんも知っていますね。これらの災害でどれほどたくさんの人の命が奪われたことでしょう。人の命の儚さ(はかなさ)を感じずにはいられません。ただ儚いの一言では終わらせられない命。突然に奪われた命。当人にとってはどれほど無念だったことかと思います。また、身近な人を失った人たちの悲しみや絶望はいかなるものだったのでしょう。
こういうことが起こる度、毎日毎日の人との関わりを愛おしいと思うのです。今、自分の周りにいてくれる人たちに優しく接しているだろうか、大切に思えているだろうか。そんなことを考えずにはいられないのです。家族だからといって甘えすぎてはいないだろうか。友達に言い過ぎてはいないだろうか、本当にその人の幸せを考えているだろうか。そして、自分自身を大切にできているだろうか。自分自身を振り返る私がいます。
昼食時間に安全担当の先生が同様の全校放送を入れてくださいました。
田辺中学校の1.17です。
16:00 |
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