いよいよ明日に寺尾中の文化祭が迫ってきました。文化祭テーマは「INFINITY〜僕らまたいつかこの玲瓏祭を語れるように〜」。今年度から文化祭の名称が「玲瓏祭」(れいろうさい)と命名されました。「玲瓏」は、「美しく照り輝く様子」の意味があります。生徒一人一人は正にダイヤモンドの原石です。学校生活の様々な経験を積み、その原石がほどよく磨かれていく、洗練されていく過程が、一人一人が持っている無限の可能性を美しく、輝きを放つように、そして広がるように、この名称に込められています。合唱コンクール、学習発表、ステージコンテスト、さまざまな発表の場が設定されています。一人一人が持っているパフォーマンスをステージ上で披露することで、寺尾中がより光り輝いていく様子が目に浮かびます。
この日のために文化祭実行委員や生徒会新旧役員、発表者は準備に追われ、特別な思いを抱いて文化祭当日を迎えることだと思います。また、各クラスでは、合唱コンクールの発表曲を朝昼放課後と時間を惜しんで、練習に励んでいました。クラスがひとつになる様々な学校行事の中でも、この合唱コンクールは一人ひとりの声がクラス全体の歌声になり、クラスの思いを奏でるものなので、クラスで創り上げたという思いがきっと強くなるはずです。そうありたいものです。クラスでまとまって何かを創り出していく時間も少しずつ少なくなっています。3年生にとっては、中学最後の文化祭ですので、精一杯のパフォーマンスを演じてください。
「文化」の語源は「耕す」だと言われています。農耕民族だった我々の祖先が、田や畑を耕しながら、日々の暮らしを今とは比べものにならないくらい、シンプルな生活の中で生きてきました。そうした基本的な生活の中からいつしか自分で考えて、より生活を豊かにするために様々な道具や生き方の術を創り上げてきたわけです。田畑を耕しながら、心も耕し、開拓の精神で創造性を生かしてきたこと、それこそが「文化」なのでしょう。ぜひとも寺尾中の生徒も心を耕し、創造力豊かに、たくましく、しなやかに生きていく手かがりをこの中学時代に身に付けてほしいなと思います。
集合写真
教育実習生 解務式
生徒会引継ぎ式
吹奏楽部ステージ
バルーンリリース
ステージコンテスト
保健委員会発表
学習発表
合唱コンクール2
合唱コンクール1
日々是好日 No.22
明日は文化祭です