昭和館は戦没者遺族を初めとする国民が経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦を後世代の人々に伝えていこうとする国立の施設として平成11年3月27日に開館しました。
平成24年12月までに340万人を超える皆様に来館していただきました。
これも、ひとえに皆様方の御支援・御協力の賜物であり、心より御礼申し上げます。
平成24年は主な事業として、常設展示室、映像・音響室、図書室、昭和館懐かしのニュースシアターに加え、春と夏に特別企画展、富山市及び京都市での巡回特別企画展、2階広場での写真展、紙芝居の定期上演会、子ども霞が関見学デー、小・中学生見学作文コンクール、高校生ポスターコンクール、紀要「昭和のくらし研究」刊行、オーラルヒストリー(体験の証言映像)制作、貸出キットの充実などに取り組んで参りました。
また、平成25年には常設展示室のリニューアルを行い、装いも新たに1月16日にオープンする予定にしております。
今後とも後世代、特に若い世代の皆様に戦中・戦後の労苦を伝えていくため、各種資料の収集充実に努め、様々な観点からの企画展の開催と種々な情報提供等ができるよう、これからも更に魅力ある昭和館の運営に努めて参ります。平成25年も皆様方のご来館をお待ちしております。
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